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プレスリリース

インドネシア国営電力会社のJawa-2プロジェクトが完成
総出力88万kWの天然ガス焚きコンバインドサイクル発電設備が運転開始

◆ ガスタービン単独稼働時と同様に納期前倒しで引き渡し、電源整備計画の進捗に大きく寄与
◆ ジャワ-バリ地域全体における総発電能力の30%以上を当社納入設備が供給

2019年10月10日発行 第284号

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インドネシアの国営電力会社であるPT. PLN(Persero)(PLN社)がジャワ島のタンジュンプリオク(Tanjung Priok)発電所内で“Jawa-2プロジェクト”として建設してきた天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電施設の設備工事を完了、このほどコンバインドサイクル運転を開始しました。総出力88万kWのうち、2018年に1号・2号設備のガスタービン単独(シンプルサイクル)部分が先行して稼働しましたが、排熱回収ボイラーおよび蒸気タービンの設備についてもガスタービン発電設備と同様に納期前倒しでの引き渡しを実現しました。

 Jawa-2プロジェクトは、GTCC発電施設をジャカルタの中心部から北東約10kmに位置する港湾都市タンジュンプリオクで稼働させるプロジェクトです。三菱商事株式会社および現地の建設・エンジニアリング会社PT・Wasa Mitra Engineeringがフルターンキー契約で受注しました。当社がM701F形ガスタービン2基のほか、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基、ならびに付帯設備一式を供給。発電機は三菱電機株式会社製を採用しました。

 同プロジェクトは、経済成長に伴い急増する電力需要を満たすため政府が進める3,500万kWの電源整備計画を受け、首都周辺の西ジャワ地域を中心に大規模な火力発電施設を増強する計画の一つです。当社の徹底した品質・工程管理のもと納期前倒しでの引き渡しを実現し、政府計画に寄与することができたものです。また、同プロジェクトは「Asian Power Award 2019」において、Natural Gas-Fired Power Project of the Year部門で表彰も受けています。

 PLN社幹部は次のように述べています。「Jawa-2プロジェクトは政府が進める3,500万kWの電源整備計画における最初の大型電源であり、同計画の実現を後押しするものです。また、同プロジェクトは、PLN社とパートナーとの強い信頼関係によって完遂出来たものであり、ジャカルタの電力供給に大きな利益をもたらすとともに、負荷調整電源としてジャワ-バリ系統の送電網強化に貢献します」。

 当社は、インドネシア市場向けに1971年に蒸気タービンを初めて出荷して以来、現在まで50年を超えて緊密な関係を築き、同国の安定した電力供給整備の一翼を担い続けており、現在ではジャワ-バリ地域全体における総発電能力の30%以上を当社納入設備が供給するに至っています。

 MHPSは、今後もより一層インドネシア電力市場におけるプレゼンスの向上を目指すとともに、高効率発電設備の普及を通じ、エネルギーの低炭素化を促進し、地球環境の保全に貢献していきます。

【参考情報】
10月9~11日に開催中の総合電力見本市「第74回インドネシア電力の日」には当社も出展しています。詳しくは10月3日付の当社お知らせをご確認ください。

Jawa-2 プロジェクト
Jawa-2 プロジェクト

以上