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中国・海陽原子力発電所1号機のタービン発電設備を引き渡し
三門1号機に続き本格運転を開始

◆ 機能試験、安全確認試験および性能試験で中国が求めた基準を全てクリア
◆ 125万kWの高品質なタービン発電設備により、エネルギーの安定供給に貢献

2018年12月19日発行 第245号

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、中国の海陽原子力発電所1号機に納入した蒸気タービン発電設備について、機能試験、安全確認試験および要求された性能試験の全項目をクリアし、12月11日に顧客である山東核電有限公司との引き渡し調印を完了しました。125万kW加圧水型軽水炉(AP1000)の初号機である三門原子力発電所1号機に次いで本格運転を開始したものです。

 海陽1号機は、本年6月21日に燃料装荷を開始し、9月半ばに100%出力に到達しました。10月22日に中国政府要求の168時間連続実証運転をクリアし、11月6日に性能試験を完了。また、三門1号機と同様に、原子炉側とタービン側とのインターフェースについても十分な事前検証を実施するとともに、きめ細かいプロジェクト管理と緊密なコミュニケーションにより、円滑な稼働に至りました。なお、後続する海陽2号機は、年内の168時間連続実証運転クリアに向けて試運転が順調に進捗しています。

 海陽原子力発電所は、山東核電有限公司が青島の東方約130kmに位置する山東省海陽市に建設してきたものです。山東省で初めて建設された原子力発電所であり、山東核電有限公司の親会社である国家電力投資集団公司(SPIC)にとっても、初めて手掛ける原子力発電事業になります。

 発電設備1ユニット当たりの出力は125万kWで、2ユニット構成となっています。当社は、ハルビン電気集団への技術移転契約に基づき、タービン、熱交換器、主要弁などの設計を全て手掛け技術移転するとともに、発電設備のうち2ユニット分の低圧タービン6基および高圧タービン2基、主要弁などを製作・供給しました。ハルビン電気集団は、タービン車室や熱交換器の製作を担当し、発電機は三菱電機株式会社とハルビン電気集団がそれぞれ1基ずつ納入しました。

 MHPSは、今後も安全性と信頼性が高い原子力発電所向けの蒸気タービン設備を提供することにより、グローバル規模におけるさらなるエネルギーの安定供給、経済発展ならびに環境負荷の低減に貢献していきます。

以上