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先進クラスのガスタービン146基合計での実稼働時間(AOH)が400万時間を突破
信頼性と発電効率の両面で新記録を達成

2017年3月30日発行 第151号

M501 J形ガスタービン
M501 J形ガスタービン

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が世界中の火力発電施設に納入した先進クラスのガスタービン146基を合計した実稼働時間(Actual Operating Hours:AOH)が、このほど400万時間を記録しました。400万AOH超という事実は、ガスタービンの信頼性を示すもので、これらのガスタービン設備は信頼性と発電効率の両面で新しい記録を達成し続けています。

 先進クラスのガスタービン146基は、1997年に導入を開始したG形123基と、2011年に商用運転を開始したJ形23基です。両機種とも、当社の高砂工場に設置しているガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電実証設備(通称T地点)で、長期にわたり運転し、信頼性を向上させています。

 MHPSタービン技術本部長(取締役 常務執行役員)の六山亮昌(むやま あきまさ)は、次のように述べています。「先進クラスのガスタービンによる実稼働時間が400万時間を突破したことは大きな成果です。電力業界ではF形ガスタービンの技術から移行し、G形やJ形が採用されるにつれて、変革が起こりつつあります。当社は、他社に先駆けてこれら先進クラスのガスタービンを市場投入し、発電設備の信頼性および発電効率において顧客の期待に応えるとともに、実績を蓄えてきました。G形、J形の両機種は電力コストの引き下げをリードしています。」

 昨年12月に米国オーランドで開催された発電システムの見本市「POWER-GEN International 2016」で、当社は最新のガスタービン技術としてJAC(J-series Air-Cooled)形を発表しました。この空気冷却式J形ガスタービンは、GTCC運転によりM501JAC(60ヘルツ用)が54万キロワット級、M701JAC(50ヘルツ用)が72万キロワット級の出力を、63パーセントを超える発電効率で提供します。市場投入に際しては、1万2,000時間超の商業運転を通じて99.5パーセントの高い信頼性を示しました。優れた発電効率と実証された信頼性の組み合わせは、業界で比類のないものです。

 J形は先行機種と同様、MHPSのデジタルソリューションサービス「MHPS-TOMONI」を適用することが可能です。MHPS-TOMONIでは、実機に装着した計器やセンサーで運転データを入手分析し、顧客に対しリアルタイムで各種運転支援情報を提供することにより、計画外の停止を回避し、設備の稼働率を向上することに貢献します。

 当社は今後も、競合他社より優れた先進クラスのガスタービンを普及させることに力を注いで、電力コストおよび投資リスクの低減を通じて顧客との一層強固な信頼関係を構築し、地球規模での環境負荷抑制と経済発展の両立に貢献していきます。

以上