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インドネシア国営電力会社向けGTCC発電設備をフルターンキー契約で受注
タンジュンプリオク発電所向け連続受注

2016年1月7日発行 第81号

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、三菱商事および現地の建設・エンジニアリング会社PT. Wasa Mitra Engineering(WASA)とともに、インドネシアの国営電力会社であるPT. PLN(Persero)が新設する出力88万キロワットの大規模な天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備をフルターンキー契約で受注しました。PLNのタンジュンプリオク(Tanjung Priok)発電所敷地内に発電設備を新設する“Jawa-2プロジェクト”向けで、2018年の運転開始を目指します。

 今回のプロジェクトは、経済成長に伴い急増する電力需要を満たすためにインドネシア政府が進める3,500万キロワットの電源整備計画の一環で、運転開始後は、首都周辺の旺盛な電力需要に対応します。

 当社は、GTCC発電設備の主要機器となるM701 F4ガスタービン2基、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基および付帯設備一式を供給します。発電機は三菱電機が供給します。また、据付工事はWASAが、土建工事は他の現地企業が担当します。

 GTCC発電設備は、首都ジャカルタの中心部から北東約10キロメートルに位置する港湾都市タンジュンプリオクに建設されるものです。
 当社(当時は三菱重工業)は2012年にもタンジュンプリオク発電所の3号機となる出力75万キロワットのGTCC発電設備を納入しています。

 当社は2006年にインドネシア初となるM701Fガスタービン2基をチレゴン(Cilegon)GTCC発電所に納入して以来、2011年にムアラカラン(Muara Karang)発電所、2012年にタンジュンプリオク発電所に連続して、それぞれM701Fガスタービンを2基納入しています。こうしたPLNへの当社の大型ガスタービンの納入実績と当社のGTCC技術に対する評価が、今回の受注に繋がりました。

 GTCC発電は、化石燃料を使用した最もクリーンかつ高効率な発電方式です。
 当社はインドネシアでの大型ガスタービンでトップシェアを誇りますが、本件を通して、より一層インドネシア電力市場でのプレゼンスの向上を目指すとともに、今後も、高い燃費効率を誇るGTCC発電設備の市場浸透に一層力を注いで、資源の有効利用と環境負荷の低減に貢献していきます。

以上