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ベラルーシの熱電併給GTCC発電所向けH-25形ガスタービンを受注
電力需要を支えるとともに熱需要に応える

2015年9月14日発行 第67号

写真:H-25 ガスタービン
H-25 ガスタービン

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、中国機械設備工程有限公司(China Machinery Engineering Corporation:CMEC)から、ベラルーシの地域電力事業者であるゴメルエネルゴ社(Gomelenergo RUE)が建設する熱電併給ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所向けに、出力2万6,000キロワットのH-25形ガスタービン発電設備を受注しました。熱電併給設備の中核機器となるもので、運転開始は2017年6月の予定です。

 このプロジェクトは、世界銀行からの融資を受け、ベラルーシの首都ミンスクの南東約300キロメートルのゴメル市にあるゴメル第1熱電併給所(Gomel CHP-1)の既設設備を更新するもので、発電容量および熱供給量の増加と省エネを実現します。なお、CMECはこのプロジェクトのEPC(設計・調達・建設)を担当します。

 熱電併給GTCC発電所は、H-25形ガスタービンのほか、蒸気タービン、排熱回収ボイラー、発電機などで構成されるものです。当社はこのうち、ガスタービンを製作・供給するほか、技術者を派遣し、現地での据付指導に当たります。

 ゴメルエネルゴは、政府系電力事業会社であるベルエネルゴ(SPA “Belenergo”(Belarus))傘下の地方事業会社で、発電・送電・配電や熱供給事業などを行っています。
 また、CMECは中国有数の政府系エンジニアリング会社で、世界約50カ国・地域で電力事業を中心に、鉄道、高速道路など多様なインフラ事業のEPCを手掛けています。

 H-25形ガスタービンは、高効率、高信頼性のヘビーデューティ型ガスタービンです(注)。今回の受注は、その優れた性能と、1987年の初号機受注以来、国内外で170基超に達する豊富な受注実績が高く評価されたことによるものです。

 当社は、火力発電システム向けフルレンジの製品群を擁して、発電分野のトータルソリューションを提供できるのが強みです。今後も、市場の多種多様なニーズに的確に対応しつつ、電力の安定供給と環境負荷低減を実現して、各国・地域の経済発展に貢献していきます。

  • 重構造型と呼ばれるタイプで、信頼度が高く、保守頻度が低いことが特徴のガスタービン。

以上