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フィリピン向け石炭火力発電設備をフルターンキー契約で受注
韓国の大林産業と共同で

2014年6月2日発行 第9号

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、韓国の大林産業(Daelim Industrial Co., Ltd.)と共同で、フィリピンのパグビラオ(Pagbilao)発電所3号機向け石炭火力発電設備をフルターンキー契約で受注しました。出力は42万キロワット。このプロジェクトを推進する事業会社であるパグビラオエナジー社(Pagbilao Energy Corp.)から受注したもので、運転開始は2017年11月の予定です。

 パグビラオ発電所3号機は、ルソン島南部のケソン州(Quezon)パグビラオに、既設の1、2号機に隣接して建設されるものです。燃料は亜瀝青炭。稼働後は、既設の発電所と同様、高い経済成長に伴うフィリピン国内の旺盛な電力需要に応えていくこととなります。

 パグビラオエナジー社は、丸紅株式会社と東京電力株式会社の折半出資発電事業会社であるティームエナジー社(TeaM Energy Corporation)と、現地の大手開発業者であるアボイティスパワー社(Aboitiz Power Corp.)の折半出資事業会社です。なお、アボイティスパワー社は、現地のスペイン系財閥であるアボイティス・グループ(Aboitiz Group)傘下の発電事業会社です。

 石炭火力発電設備はボイラー、タービン、発電機などで構成されますが、当社はこれら主要機器と、制御システム、排煙脱硫装置などを製作・供給・調達するほか、試運転などを担当。一方の大林産業は、石炭運搬・灰処理設備や周辺機器などの供給と土建・据付工事に当たります。

 当社は、三菱重工業と日立製作所の両社が持つ総合力と製品事業を継承し、火力発電システム向けフルレンジの製品群とトータルソリューションを提供できることが強みです。当社は今後も、火力発電システム市場の多種多様なニーズに的確に対応しつつ、この分野のグローバルトップを目指して積極的な営業活動を展開していきます。

以上