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初の米国向け最新鋭機種 J形ガスタービンを受注
米公益電力会社GRDAから

2014年4月11日発行 第6号

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、米国オクラホマ州の公益電力会社であるGRDA(Grand River Dam Authority)から、同社のショウトウ(Chouteau)発電所向けM501J形ガスタービンを受注し、契約を締結しました。本年2月1日の当社発足以来、初となるガスタービンの受注で、最新鋭機のJ形を米国向けに受注するのも今回が初めてです。

 今回の受注は、当社の米国拠点であるMHPSA(Mitsubishi Hitachi Power Systems Americas, Inc.)を通して実現したものです。契約調印は、GRDAのダン・サリヴァン(Dan Sullivan)CEOと当社の西澤隆人社長同席のもと、GRDAとMHPSAの幹部の間で執り行われました。

 当社は今回、M501J形ガスタービンのほか、SRT-50形蒸気タービン、発電機も受注しました。いずれも、GRDAが石炭焚き火力発電への依存を抑えるのを目的に、タルサの東56kmに建設する出力49万5,000kWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所に供給するもので、運転開始は2017年3月の予定です。
 このうち、ガスタービンと蒸気タービンは当社が担当し、ガスタービンは当社の米国生産拠点であるサバンナ工場(ジョージア州)で製作。発電機は三菱電機が手掛けます。
 また、併せて長期メンテナンス契約(LTSA)も締結し、運転開始後は、プラントの保守・管理、代替部品の供給、およびリモートモニタリングなどに当たることとなります。

 J形ガスタービンは当社が独自技術により開発した世界最高水準の発電端熱効率を誇る最新鋭機です。2009年に開発を完了し、現在までの受注累計は今回の米国向けも含め28基に達しています。そのうち10基が運転を開始しており、累計運転時間は3万3,000時間を超えています。

 GRDAはオクラホマ州のグランドリバー(Grand River)を開発・管理し、発電と水供給の事業を行う公益電力会社です。ガス火力、水力など発電所計7ヵ所(173万kW)を擁して、同州のほぼ全域に電力を供給しています。設立は1935年。

 当社は、三菱重工業と日立製作所の両社が持つ総合力と製品事業を継承し、火力発電システム分野全般にわたってトータルソリューションを提供できることが強みです。今後も、火力発電システム市場の多種多様なニーズに的確に対応しつつ、グローバル市場のトップを目指して受注活動に積極的に取り組んでいきます。

以上