ページ内を移動するためのリンクです

イベントレポート

第7回アフリカ開発会議(TICAD7)サイドイベント 日本・アフリカビジネスEXPOに出展。

アフリカ諸国の持続的な成長に、
MHPSは技術で貢献します。

MHPS は2019年8月28日~30日の3日間、「第7回アフリカ開発会議(TICAD7(注1))」のサイドイベントとして開催された、「日本・アフリカビジネスEXPO」に出展しました。会場は、TICAD7が開催されたパシフィコ横浜内の展示ホール。アフリカでビジネスを展開する日本企業や、アフリカ諸国のブースが並ぶなか、連日数多くの来場者を集めました。

  1. アフリカ開発会議(TICAD)
    TICAD(Tokyo International Conference on African Developmentの略)は、日本政府の主導で1993年に始まったアフリカをテーマとする国際会議で、国際連合、国連開発計画(UNDP)、世界銀行グループおよびアフリカ連合委員会(AUC)との共催。

世界中からの来場者を迎えた、熱い3日間

MHPSの出展ブースは、展示パネルと航空機エンジンのミニチュア模型、製品解説映像が流れるモニターで構成(注2)。 高効率で環境負荷の少ないエネルギーインフラを中心に、アフリカ諸国の経済成長と環境保全の両立に貢献する当社の技術の数々を紹介しました。

来場者はアフリカをはじめ海外の方が多く、自国の産業振興や環境への課題に対して意識が高く、ブース内では熱心に説明員へ 質問を投げかける姿が頻繁に見られました。

  1. 当社は三菱重工グループブース内にて出展

来場者を惹きつけたエンジン模型展示

展示ブースで最も目を引いたのは、航空機エンジンの模型と、この技術を利用した航空転用ガスタービン発電設備への解説でした。MHPSグループのPWパワーシステムズの航空転用ガスタービンは1961年以来、世界中で2000を超える納入実績があり、その中でも「FT4000®」「FT8®」は、小型軽量で信頼性も高く、迅速な移動・設置性と急速起動・負荷変化が可能であり、分散型電源として発展途上地域や電力が不足している都市部などで活用されています。

アフリカ諸国の経済振興とインフラを支える先進技術の数々

展示ブースでは、アフリカ諸国のインフラ事情を見据え、発電所向けの中小規模の出力帯のガスタービンや、再生エネルギー発電との協調やバッテリー電源との組み合わせなどの安定した分散電源を確保するソリューションを提案。また、環境負荷の低減に貢献する技術として、世界トップシェアを誇る排煙脱硫装置(FGD)を含む総合排煙処理システム(AQCS)、次世代のクリーンなエネルギーとして期待される水素燃料ガスタービン発電等の先進技術についても紹介しました。

アフリカへの貢献を強烈にアピール

さらに、ケニアの大地溝帯に建設されたオルカリア(Olkaria)地熱発電所に多数納入した地熱発電設備を初めとして、これまでアフリカ各地に納入した発電設備の納入実績についても紹介。アフリカの電力市場に積極的に貢献してきた当社の姿勢をアピールしました。

227件にも及ぶアフリカ諸国への納入実績

ケニアで35年以上安定稼働している地熱発電所

ゲストインタビューで得られた、MHPSへの評価

ブースを訪れた方々にも、彼らの抱えている課題やそれに対して日本企業に期待すること、またMHPSの印象についてお話を伺いました。

ケニアからのゲストは、ケニアの大地溝帯にあるオルカリアの地熱発電プロジェクトにMHPSの地熱発電設備が納入されている事に感銘を受けたと発言され、また、小規模なモバイル発電設備による再生エネルギーとの協調を期待しているとの声を頂きました。

同じくケニアの環境関連の企業の方は、当社の持つ環境負荷低減技術、特に硫黄酸化物(SOx)を削減する排煙脱硫装置(FGD)に感銘を受け、アフリカの環境負荷低減に大きな影響を与えるテクノロジーであると称賛の声を頂きました。

こうした来場者の声を通して、これまでのMHPSの取り組みへの評価や今後の更なる貢献への期待が感じられました。

MHPSが「G20アフリカとのコンパクトセミナー」で、
チュニジアとエジプトでの事例を紹介

会期中の8月29日、TICAD7のサイドイベントとして、「G20アフリカとのコンパクトセミナー(G20 Compact With Africa Seminar)」が開催され、MHPSの水野哲志 営業本部副本部長 兼 海外営業部長が登壇。独立行政法人国際協力機構(JICA)の円借款(政府開発援助:ODA)により資金供与された事例として、チュニジアとエジプトにおける発電プラントプロジェクトを紹介しました。

チュニジアの事例では、同国内で高まる電力需要に対して高効率な発電設備を建設、さらに、ODAの枠外ながらオペレーションサポートを含むとメンテナンス契約も締結し、納入後も長期にわたりサポートを続け貢献していく予定であることを紹介しました。

エジプトの事例は、既存の発電所の設備を更新し、発電設備の出力向上および発電効率の改善等をはかるプロジェクトです。同プロジェクトを通して、エジプト国内における電力供給の安定化を目指し、エジプトの経済・社会の発展に寄与することが期待されていることを紹介しました。さらにこうしたJICAによる円借款事業がODAによらない他のプロジェクトにもつながっていることを紹介し、民間企業の新しいビジネスの機会の創出につながっている事例として注目を集めました。

マダガスカル共和国のアンジ・ニリナ・ラジョリナ大統領、
MHPSブースを視察

会期2日目の8月29日、マダガスカル共和国のアンジ・ニリナ・ラジョリナ大統領がMHPSの展示を視察されました。小規模から大規模まで展開する当社の製品や技術、アフリカで展開する実際のプロジェクトなどについてご紹介しました。

アフリカ諸国で数多くのプロジェクトに携わってきたMHPSですが、マダガスカル共和国ではまだ実績がありません。島国で、固有種の植物や動物が数多く生息することで知られるマダガスカル。同国の環境問題や電力安定供給にもMHPSの技術が貢献することが期待されます。

[会期を終えて]
日本企業とアフリカ諸国の人々がWin-Winの関係を築く契機に

世界各国から数多くの来場者が訪れた、3日間の会期が終了しました。雇用の創出や人材育成、所得向上、安定した電力供給を始めとするインフラ整備や環境負荷の低減など、アフリカ諸国から日本企業に対して、数多くのテーマへの貢献が期待されています。

MHPSをはじめとする日本企業の先進技術や環境技術により、アフリカ諸国の皆さんとの間に長期的な信頼に基づくWin- Winの関係を築き、共に発展していきたいと思います。