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ガスタービン機械駆動用ガスタービン

H-100 は機械駆動用、特にLNGプラントの圧縮機駆動用ガスタービンとして適用可能です。

特長

  • H-100は、4~6百万トン/年(MTPA)クラスの生産量のLNGプラントへ適用可能
  • 可変速運転
  • 圧縮機全負荷起動が可能
  • ヘルパーモーターおよびVFD(Variable Frequency Driver:可変周波数ドライバー)が不要
  • 高N2(窒素)濃度燃料への適用が可能
  • リライアビリティ:99%以上
  • 三菱重工コンプレッサ(株)とともにガスタービン圧縮機パッケージを三菱重工グループとして取り纏め可能
項目 H-100
ISO定格出力 144,350 hp 160,780 hp
回転速度 3,600 rpm
(2520 rpm~3780 rpm)
3,000 rpm
(2100 rpm~3150 rpm)
熱効率 38.9% LHV 38.9% LHV
熱消費率(LHV基準) 6,542 Btu/hp-hr 6,549 Btu/hp-hr

1. 大型LNGプラントに適した特徴

H-100は、コンバインドサイクル発電所向けだけではなく、2軸のガスタービンという特徴から大型LNGプラント(4~6MTPA)向けの圧縮機駆動用ガスタービンに適している。

2. 可変速運転

H-100ガスタービンは、2軸のガスタービンであり、その低圧タービン(3段、4段タービン)は、高圧タービン(空気圧縮機および1段、2段タービン)とは切り離されているため、高圧タービンの回転数制限にとらわれることなく、広い速度範囲で運転することが可能です。この特徴により、被駆動圧縮機やLNGプロセスにおける負荷の急変による緊急停止のリスクを低減する事ができます。

3. 圧縮機全負荷での起動

H-100ガスタービンは2軸のガスタービンであるため、何らかの理由でLNGプラントが緊急停止した後、冷却プロセス系内の圧力を減圧せずに、再起動することが可能です。

お客様のメリット

  • 減圧手順の省略(運転の簡易化)
  • 再起動時間を3時間程度短縮し、LNGの生産を改善
  • 運転コストの低減

4. ヘルパーモーターおよびVFDが不要

H-100ガスタービンは2軸であるため、起動時の要求トルクが小さく、また、大型LNGプラントで多く採用されている1軸ガスタービンと比較し出力が大きいため、ヘルパーモーターおよびVFDが不要となり、1000kW程度の出力の起動モーターとトルクコンバーターで起動可能です。そのため、シンプルな電気設備の構成となり、消費電力を小さくする事ができます。さらに、上記で述べたシンプルな起動装置のため、全負荷圧力下での被駆動圧縮機のブレークアウェートルクを上回るトルクを出力可能です。

お客様のメリット

  • 起動時電力消費量の削減および大型起動装置(ヘルパーモーター)設置の省略(省スペース、電気設備の省略)
  • 高い信頼性とアベイラビリティ(トリップ項目の削減、シンプルなシステム構成)
  • メンテナンスの軽減

5. 高N2濃度燃料への対応

検証された燃焼技術により、広い範囲のウォッベ指数燃料への対応、高いN2濃度燃料への対応が可能です。

6. 三菱重工グループ単一責任での取り纏め

三菱重工コンプレッサ(株)より圧縮機を供給する場合、三菱重工グループにてガスタービン圧縮機パッケージを取り纏め、お客様へ提供することが可能です。

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