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J形ガスタービンの累計運転時間が25万時間に到達
発電効率62パーセント近くを達成し環境負荷の低減に貢献

2016年6月20日発行 第110号

写真:M501 J形ガスタービン
M501 J形ガスタービン

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)の最新鋭ガスタービンであるJ形ガスタービンが、商用機の運転時間で累計25万時間に到達しました。累計運転時間25万時間超は、発電業界においてガスタービンの信頼性を示す一つの目安とされており、本出力帯のガスタービンでは世界最長となります。現在稼働中のJ形ガスタービンは20基となり、その発電容量は約2,100万キロワット(21GW:ギガワット)、これまでの累計発電量は、国内全世帯数の約半数にあたる2,500万世帯の年間電力消費量を超える1,090億キロワット時(109,000ギガワット時)に達しています。また、2011年から稼働中の初号機は、運転時間2万6,000時間を達成しました。

 J形ガスタービンは、高い効率と環境負荷の低減を実現する世界最先端の技術を誇る製品です。先進遮熱コーティングや高効率フィルム冷却などの先進技術を導入し、前例のなかった1,600℃という高いタービン入口温度を達成しました。これらの技術開発により、コンバインドサイクル発電方式の発電効率として62パーセント近くという高効率を実現し、商業運転に成功しています。また、その出力は50ヘルツ用で47万キロワット、60ヘルツ用で33万キロワットに達し、従来型石炭焚き火力発電と比べCO2排出量を約50パーセント低減することができます。

 MHPSは、これまでに全世界で累計45基のJ形ガスタービンを受注しており、そのうちアジア向けは、韓国向けの17基を含め33基、ガスタービンの成長市場である北米向けには12基を納入予定です。また、稼働中のJ形ガスタービン20基は、すべて予定通りもしくは予定を前倒しして商業運転を開始しています。

 当社は今後も、この最新鋭機であるJ形ガスタービンの市場浸透に一層力を注いで、世界各地の環境負荷を抑えた発展に貢献していきます。

以上