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安藤社長 2019年頭の挨拶(要旨)

2019年1月8日発行 第247号

三菱日立パワーシステムズ株式会社
取締役社長 CEO 安藤 健司

 新年のスタートにあたり、社長としての所信を述べます。

 昨年、新たな2018事業計画がスタートし、環境変化に対応した事業構造の転換に向けての一歩を踏み出しました。火力発電における事業環境の厳しさや不透明さは変わらず、競合他社の業績も大きく低迷しています。そのようななかで、当社は主力製品であるガスタービンで世界シェア1位を維持するなど、存在感を高めつつあります。新事業計画の目標達成は決して簡単なことではありませんが、皆さんと一丸となって取り組んでいきたい。ただし、コンプライアンス(法令遵守)の徹底は絶対だということは、改めて胸に刻んでください。

 新事業計画では、従来ビジネスの維持とサービスビジネスの拡大とともに、パワー&エネルギーソリューションビジネスの拡大も重要な施策の一つとして取り組んでいます。最新のデジタル技術を活用した新しいサービスのニーズはますます拡大しており、当社は発電所の運用改善をはかるデジタルソリューションサービス「MHPS-TOMONI®」を駆使し、お客様に新たな価値を提供していきます。また、船舶の排ガス規制に対応したSOx(硫黄酸化物)スクラバー、CO2低減につながる水素焚きガスタービンやバイオジェット燃料製造の実証、中国の三門・海陽原子力発電所での54インチ最終段翼の中国内初稼働といった新しい技術分野や市場での成果も出てきており、昨年以上にこれら新分野への取り組みを加速していきます。

 世界中で現在、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などのデジタル・ソフトウェア技術、バイオ・ナノテクノロジーなどの技術における革新がものすごいスピードで進展しており、あらゆる業界へ影響を及ぼしています。それは、当社の事業領域のみならず、私たちの仕事のやり方にも大きな影響を与える可能性を秘めています。これらのなかには、今までの既成概念を打ち砕く破壊的なモノやサービスも現れてくるでしょう。破壊的な変化を恐れていては、時代の流れに取り残され、朽ちていくだけです。そうではなく、好奇心を持って積極的に変化を受け入れ磨き上げていくことこそ、競争力の維持につながります。

 社員の皆さんには、今まで以上に広い視野を持ち、現在の領域を突き破っていくことを期待します。今年一年、私が先頭に立ってリードしていきますので、皆さんの積極果敢なチャレンジをお願いします。

安藤社長による年頭挨拶の様子
安藤社長による年頭挨拶の様子

以上